
STUDIOで作られたWebサイトをたくさん見られる、「STUDIO Showcase」が楽しい。
こんにちは!Setの新人デザイナー櫻田です。
梅雨の終わりが見えず、青空を待ち望む毎日ですね。まあ、晴れたら晴れたで日差しが辛いと嘆くのですが。
さて今回はノーコードWebサイト制作ツール「STUDIO」についての記事です。
Setでは過去にこんな記事あるのでよかったら↓
STUDIO、なんて便利なんだ | Set Blog
https://blog.setinc.jp/archives/768
STUDIOのCMS機能で公開日を設定する | Set Blog
https://blog.setinc.jp/archives/1403
STUDIO、めっちゃ便利ですよね。
デザイナーだけでデザインから実装まで完結できるということもあり、弊社でも利用の機会が多いです。
これまでにSTUDIOで公開されたWebサイトは3万近くに登るそうで(2021年7月現在)、その人気が伺えます。
これまでのノーコードツールと比べ動きが軽いことや、パディングやdivなど実際のコーディングで用いられていた概念を取り入れることによって、思い通りのwebサイトを制作しやすいところが、多くの人に利用される理由ではないでしょうか。
さてそんなSTUDIOに、素敵なギャラリーサイトが公開されていたのでご紹介します!
https://showcase.studio.design/ja
「STUDIO Showcase」はSTUDIOで作られた世界中のWebサイトを、 ジャンルやテイスト別に探せるギャラリーサイトです。
Web制作デザインのときって、インスピレーションを求めてPinterestや参考サイトのまとめページを見たりするじゃないですか。あれ、STUDIOで作られたサイトだけ検索できたらな….でもどれがSTUDIOで作られたサイトかなんてわからないしな…って思っていたら、まさにドンピシャなサイトが公開されててました。
「ブログ・メディア」「イベント」「ポートフォリオ」などのカテゴリや、「採用・求人」「スタートアップ」などのタグから探すことができます。
しかも実際にページに飛ぶことなくShowcase内で見れるリッチ仕様(別に飛んでみてもいい気もするけど….)
印象的だったのは、個人のポートフォリオや小規模なものだけでなく、コーポレートサイトや商品サイトなど、かなりオフィシャルかつパブリックなWebサイトがSTUDIOで製作されているということです。
実際、どれもノーコードツールで作られたとは思えないほどクリティが高いです。製作やコンテンツ管理のコストを考えると、ノーコードツールという選択肢が選べることは嬉しいですね。
(アクセシビリティとかJS使えないとか全く問題がないわけではないけれど、それを差し引いても魅力的。)
また、社内ブログや採用サイトなど、キャンペーンページなど一時的だったり、こまめなコンテンツの更新が必要なWebサイトは今後もSTUDIOで作る事例が増えていくのかな〜という印象です。
デザインから公開までのフローが迅速になることで、デザイナーの活躍の幅が広がるんじゃないかな、という期待もあります…!わくわく!
「STUDIO ってこんなサイトも作れるんだ」って眺めたりとか、「これの実装どうやってるんだろう」と考えるだけでも楽しいので、ぜひ一度覗いてみてください。
最後に私が好きなサイトを紹介して記事を締めようと思います。
一行文庫 | STUDIO Showcase
https://showcase.studio.design/ja/website/onelinebook
これSTUDIOで制作されてたんですね….
100年単位で変わることのなかった本を読むという体験が、どれだけコンテンツが増えてもいいというWebという媒体によって新しくなるこの発想とコンセプト、大好きです。
梶井基次郎の『檸檬』が大好きで文庫でも青空文庫でも電子辞書でも(!)読んでいたのですが、改めてこのサイトで読むと、あの鬱々しさが檸檬によって弾ける唐突さが際立たされていて、新しい印象を感じました。たのし〜!
それでは次回の記事もお楽しみに〜