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2021年6月8日  |  Column

好きなLPを集めて「いいLP」を考える

こんにちは、Setのデザイナー櫻田です。

最近一週間があっという間すぎて「20代はあっという間ってこういうことか…」と戦々恐々としています。その勢いで突っ走るしかない…!

さて、今回は参考サイトを探している中で「おっ」っと思ったLPをご紹介してこうと思います。また、その参考サイトから「いいLPとは何か?」を考えてみようと思います。

 

LPとは?

LP(ランディングページ)には、広義のLPと狭義のLPの2つの意味があります。広義のLPは”Landing”の単語からあるように、検索などの流入でユーザーが一番最初に訪れるページのことを指します。一方、狭義のLPは注文やお問い合わせなどのCV(コンバージョン)にフォーカスしたサイト、と言えるでしょう。狭義のLPは1ページ完結の縦長サイトであることが多く、cvボタン以外のリンクが少ないことが特徴です。多くのLPは製品やサービスのページとは別に作られることが多いです。

 

いいLPの条件とは?

LPは一つのページで一つの製品やサービスの魅力や特徴をじっくりと紹介できるというメリットがあります。その中でも見た人に購入してみたいと思わせたり、サービスの名前や特徴を覚えてもらうには次の条件があります。

 

→ 印象に残る:キャッチコピーやビジュアルが特徴的

→ ストーリーがある:「なぜこの商品がいいのか?」という説明に流れがある

→ 情報量が適切:あんまりたくさんの情報を入れてもユーザーは大抵見てない…

 

これらの条件を元に参考サイトを見てみましょう!

 

01|綿棒なのにアルパカ?|こだわり綿棒

アルパカ as こだわり綿棒|綿棒一筋の山洋

https://www.sa-n-yo.co.jp/kodawari/

一目見ただけで「なんだこれは!?」と目が離せなくなる、衝撃的なビジュアル。アルパカ?綿棒?しかもいっぱいいる…!!

パンチ力の強さだけでなく、トップページにアルパカ綿棒が動いてるのをひたすらに見ていられる癒し力もある….最強ビジュアルなLPです。

しかもこのアルパカのビジュアル、ただかわいいだけじゃなくて、

→ふわふわそう、というイメージ

→種類がいっぱいあることをビジュアル的に伝える

→種類の特徴をキャラクターに落とし込み、端的に伝える

と、ちゃんと意味と役割を持ったものになっています。

また、このLPはライティングも秀逸。例えば、「こだわって育てました」というキャッチコピーや、商品詳細ページの「こんな人に飼って欲しい」など綿棒なのに愛着が湧いてしまいそうな言い回しがされています。

『たかが綿棒、されど綿棒』の文言に(まだ使ったことがないのに)「たしかに!」と思わせるほどの説得感を感じてしまいます。

ほんの少し残念な点といえば、LPとパッケージが連動していないこと。LPとパッケージのデザインがだいぶ違うので、店頭で見かけても「あの商品だ!」にはならなさそうです。

せっかくパンチも説得力もあるビジュアルなので、このままパッケージビジュアルにしたほうが効果的なのになぁと思ったり。

———

02|「さよなら、電話番長。」のキャッチコピーは映画並み|fondesk

fondesk <フォンデスク> – 月1万円から使えるSlack、Chatworkに対応した電話代行サービス

https://www.fondesk.jp/p/sayonara/

ここだけの話、好きすぎて何度も訪れてます。

電話番長という謎のキャラクター、そしてそのキャラクターが電話対応から卒業する、という某仮面ライダーもびっくりの最初からのクライマックス感。

この電話番長やガリ電くんやハヤ電さんというキャラクターたち、ただの面白キャラではなく、社内の電話対応の大変さやその苦労を等身大で語ってくれています。キャラクターを立てることで、問題提起を身近に感じさせています。

このLPには、「電話の対応に悩んでいた番長が、fondeskを利用することによって電話対応から卒業する」というストーリーがあります。このストーリーによって、このサービスが「どんな悩みを」「どうやって解決するか」をわかりやすく見せる効果があります。

…とまぁこのLPの場合そのストーリーとコンセプトが面白すぎてあんまり参考にならない気もしますが…

 

 

このLP、各所に散りばめられた遊び心も魅力です。

toBサービスでは「導入事例」や「お客様の声」といったセクションを身変えけますよね。このLPでは先ほど出てきた電話番長のインタビューを見ることができます(笑)しかもそのタイトルは「卒業生代表インタビュー」。細部までコンセプトの再現度が高いです…

極め付けは最下部のセクションにある、フォンデスク学園校歌。絶対要らんやろと言われたらいらないんだろうけど、LPに校歌があるという事実だけで10分笑えます。担当者の恨みすら入ってそうなほど切実な歌詞で切ない….と思いきやの「電話にでんわ」のダジャレ。この投げられてる電話の素材も真剣に撮影したんだろうなと思うと趣のある面白さがあります。

ちなみにこのLP、ブログで有名な株式会社LIGの制作とのことで、制作秘話がブログになってます。モデルさんもLIGの社員さんなんですね…さすが…

 

「さよなら、電話番長。」fondesk LP制作の誕生秘話 | 株式会社LIG

https://liginc.co.jp/525615

 

LIG制作「fondesk」LPのCSS・JSアニメーションを解説します! | 株式会社LIG

https://liginc.co.jp/530045

 

03|イラスト付きでわかりやすく|MOCHICOMI

お部屋を「モチコム」賃貸サービスMOCHICOM

https://www.mochicom.jp/

 

最後は、イラストが可愛いこちらのサイト。

このLPでは「持ち込み型の賃貸サービスであること」「手数料は0円または2万円であること」を情報の軸に、少しずつ丁寧に説明しています。伝えたいことを絞ることで、このサービスが何をしてくれるのかが非常に面白いです。

「持ち込み型の賃貸サービスであること」「手数料は0円または2万円であること」という情報はトップビジュアルだけでも伝わりますが、それをブレイクダウンして説明することで、信頼感のあるサービスであるという印象を受けます。

情報の整理の仕方はもちろんですが、所々現れるイラストや小さなあしらいも可愛くていつも参考にさせていただいているLPです。

 

最後に

だいぶ駆け足でしたが好きなLPの素敵なところを紹介する記事でした。

LPという媒体はマーケティング的な側面が着目されがちですが、こういう遊び心のあるサイトも素敵だな〜と思います。1ページで完結する性質だからこそかもしれませんねー!