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2021年4月2日  |  Column

新人デザイナーの君へ

Set アートディレクターのタルマです。

この会社が始まって一年ちょっとになりますが、一人退社し、アルバイトだった二人が社員として入社となりました。とても優秀な二人なので、今後も楽しみです。

 

昨日は入社式があり、そこで祝辞としていろんな話をしましたが、それも含めここに書いておこうかなと思います。

とりあえず、初々しい二人の写真を貼っておきましょう。

 

 

 

「できないこと」をできるようにすること

当然のことを言っているようですが、結構大人になってくると、これをやらなくなってしまう人が多いのが現実です。子供のころから私たちは「できないこと」を「できる」に変えていく経験をいくつもしているはずで、この当たり前なことを仕事上でも忘れずに続けてほしいと思います。

小さな「できる」の集積が、やがて大きな「できる」につながります。

大事なのは、何ができないのかを認識することです。

 

 

これから作るものは「制作の力」だけでは足りない

アルバイトの二人は十分理解しているような気がしますが、大学までの制作と、社会に出てからの制作は少し意味が違います。提案の「おもしろさ」は必ずしも評価されるとは限りません。大学のように立派な先生が審査をしてくれるわけではないので、見る相手はデザインの「素人」です。その相手に、これがなぜ良いのか、クライアントにとってどう役立つのかを説明しなければいけません。

そしてもう一つ、頭にいれておかなければならないのは「コスト」の感覚です。デザインを作るだけでなく、そのデザインをフィニッシュまでもっていった時に、クライアントの予算内に収まるものなのかを考えながらデザインを作らなければいけません。いくら良いデザインを作ったとしても、お金がなければ作ることができない場合があります。また、無理をして作ってもらっても、相手のビジネスを圧迫してしまいます。我々もビジネス、相手もビジネスです。お互いが良い結果を得られることを考えてデザインしましょう。

 

 

良いアイディアを思いつく方法

前にもうちの社員には話したことがあったネタですが、良いアイディアを必ず出す方法を一つ知っています。それは良いアイディアが思いつくまでやめないことです。

当たり前ですよね。

これには大切なポイントが二つあります。

一つはもちろん、「量を出すこと」良いアイディアが出ないのであれば、とにかく量を出さなければ仕方ないです。どんなデザイン会社でも、コピーライターでも、アイディアを出す仕事は基本はそれにつきます。

二つ目は「何が良いのかを評価する基準を持つこと」

たくさんのアイディアがあっても、それが良いのか?悪いのか?を評価する基準がなければいくら出しても終わりがありません。自分が提案するものがどのような目的で作るものなのかを理解し、ゴール設定をできるだけの下準備は忘れずに。

 

 

遊びから学ぶ

うちの事務所は十分遊びが多い事務所ですが、僕はものづくりというのは本来楽しいものだと思っています。仕事にしてしまうと、どうしても頭が硬くなってしまいますが、求められるのは柔らかい発想です。

クリエイターは、本で勉強とかそういうのも大事ですが、実際に見たり、感じたり、触ったりした時に学んだことが一番勉強になります。スキルや知識は、遊びながら覚えて良いと思ってます。仕事に使っている道具やツールなんて、仕事意外でもいくらでも使いようがあります。これを使ってまずは遊んでしまえばいいんです。使わないで遊んでもいいです。

作ることを楽しいことだと自分が思えた方が幸せに決まってるんです。

そのために、普段から遊ぶことが大事です。

 

クソ真面目は頭に毒です。