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2021年3月19日  |  Column

偉大なるエヴァンゲリオン

みなさんこんばんは。株式会社Set ディレクターの高野です。

先週、シン・エヴァンゲリオン劇場版が公開されましたね。ネタバレはしたくないのでそこまで書きませんが、エヴァンゲリオンシリーズがいかにコンテンツやブランドとしてすごいと思うか、書いてみようと思います。

エヴァンゲリオンとの出会い

僕がちゃんと意識して見たのは、大学2年生くらいのときでした。
ちょうど新劇場版エヴァンゲリオンのQが出るか出ないか、くらいの時に周りがみんな見ていて、「面白そう」と思ったのがきっかけで、次の日が休みでバイトもなかったので家で籠って旧劇場版まで合わせて一気見しました。丸一日かかったなあ。
普通に、出血の演出とか激しめな露出があったりなかなかすごかったけども、話が面白すぎて食い入るように見ていたのが懐かしいです。

面白い点

個人的に思う面白い点をいくつか書いていこうと思う。

1. シンジくんへの感情移入

主人公の碇シンジがいきなり大人にNERFという組織に連れて行かれて、総司令官を勤めるお父さん、碇ゲンドウに「エヴァに乗れ、出なければ、帰れ」という鬼畜なことを言われて無理だと思うけど、代わりに連れてこられた大怪我をしている「綾波レイ」を見て、「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…!!」と奮い立たせ、「僕が乗ります」という名シーン。これらをはじめとするシーンの数々、エヴァという特殊な世界ではあるけど本人はいたってどこにでもいる男の子。思春期ということもあり自分達と重なるところも多々あり感情移入することも多かった。

2. 多彩なキャラクター

シンジくんを取り巻くキャラクターは、皆、個性があり絶妙なインパクトを残しているのがすごく特徴。
ダブルヒロインとしていまでも絶大な人気を誇る「綾波レイ」と「惣流・アスカ・ラングレー(新劇場版では、式波)」は、

・レイ  :髪は青 無口 何を考えているかわからない 冷静 スーツは白
・アスカ :髪は茶色 おしゃべり 考えをストレートに伝える 明るい スーツは赤

と、対照的な印象を与える。それぞれの絶妙な距離感は素晴らしすぎる。

また、一緒に住むことになる葛城ミサトや何か裏のあるイケメン・加持リョウジ、常にゲンドウのそばにいる冬月副司令、クラスメイトのトウジやケンスケなど、皆が個性とストーリーを持っているのが特徴。

3. 未知なる生命体「使徒」

ここは若干複雑になるのですが、地球外から侵攻してくる謎の生命体「使徒」。舞台でもある第3新東京市(現在の箱根)目掛けて侵略を行ってくる。
NERFの地下に存在する「リリス」という存在に近づくため向かってくる。自衛隊のミサイルは砲撃は全く通用せず、使徒を倒すために作られたのがエヴァンゲリオンだ。

4. 伏線に伏線が重なる

1番の醍醐味は、無数に広がる「伏線」。ある場所で起こったことが、実は10話先の別のシーンでつながる、とかが多く、これは説明しきれない。
全てに意味があるような描写で、よく「考察」をして楽しんでいたなあ。特に、今回公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」では、:||(終止線)が最後についていて、リピートするのか?みたいな考察だったり、アニメでは海は青かったが新劇場版では赤い とか、色々とリンクしてるのか?など想像を回らすのが面白い。

5. 庵野秀明という人

エヴァンゲリオンの原作者でもある「庵野秀明」さんは、ちょっと前だと「シン・ゴジラ」が日本で公開された時は、いままでのゴジラとは違う印象を受けてすごく注目を浴びました。ジブリ映画の「風の谷のナウシカ」にも携わっていて、なんとなくその雰囲気を引き継いでいるのかな?と思うところも多々ある。エヴァンゲリオンでも諸説あるが、シンジくん=庵野さん と見立てて見られるのが多い。
エヴァンゲリオンのストーリーメイクは本当に複雑かつ斬新で感動すらする。
エヴァンゲリオンの世界観は全世界共通であり、初号機や2号機とかだけでなく、色の配色などだけでも認知できるほど、ブランドとして確立されているからすごい!

新劇場版エヴァンゲリオンシリーズは、もともと、アニメ版(旧劇場版を含む)を終えた際に、エヴァンゲリヲンのリメイクを誰かに作って欲しい、とアプローチしたけど誰もやってくれないから、自ら新しく作った、という話らしく、だからか自然にすっと入ってくるようなスタートだった。

描写もすごく綺麗で、興味がない人でも1回は見ておいた方がいい作品だと思う。

考え始めたら止まらなくなる。ぜひとも見て欲しい!そして、そんなみんなの頭に、心に残る作品・仕事を世に放ちたいと思う。

以上です。